支援制度十分な説明「なかった」 医療的ケア児の家族4割超
日常的に人工呼吸器やたんの吸引などが必要な「医療的ケア児」の家族の4割超が、ケア児の退院前に病院や行政から「地域で利用できる支援制度の十分な説明がなかった」と答えたことが厚生労働省の調査結果で31日までに明らかとなった。家族が不安の中、自力で調べなければならない実情がある。有識者は行政が病院と連携し、情報提供するよう求めている。
ケア児は全国に約2万人と推計。調査は昨年12月、障害児施設に通うケア児の家族832人から有効回答を得た。相談先は医療機関の職員が最も多く、障害福祉や保育を管轄する自治体職員と答えた人は少なかった。
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