米テキサス州司法長官を弾劾訴追 トランプ氏に近い強硬派
【ロサンゼルス共同】米共和党が多数派を占める南部テキサス州下院は27日、自身の政治献金者に便宜を図るため権限を不正に行使したなどとして、トランプ前大統領に近いパクストン州司法長官(共和党)の弾劾訴追決議案を賛成多数で可決した。AP通信は、罷免されれば、州高官では約200年で3人目となる「歴史的な」措置だと伝えた。
2015年に州司法長官に就き、現在3期目。保守派の中でも強硬姿勢で知られ、20年大統領選ではトランプ氏が敗れた激戦州の選挙結果を無効とするよう求める訴訟を主導した。
パクストン氏は一時的に職務を解かれ、州上院の弾劾裁判で3分の2が賛成すれば罷免となる。
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