迂回解消へ新道路検討 人吉市中神町-球磨村三ケ浦 熊本県、豪雨復旧で

熊本日日新聞 | 2021年02月06日 10:07

 熊本県が、球磨川左岸の人吉市中神町の大柿地区と球磨村三ケ浦の八久保地区を結ぶ約500メートルの道路整備を検討していることが5日、分かった。昨年7月の豪雨被害によって迂回[うかい]を強いられていた住民らの新たな生活道路としての活用が期待される。

 県は既に測量に着手しており、国の権限代行で復旧作業を進める沖鶴橋の工事用道路として整備を目指す。工事用道路は作業が終われば原形復旧が原則だが、この区間に計画されていた県道人吉水俣線の一部とすることも検討する。

 県道路整備課は「具体的な計画はこれからで、測量の結果次第。地権者に今後も丁寧に説明したい」と話している。

 豪雨災害では、球磨川の多くの橋梁が流失。道路が開通すれば、八久保地区の住民らは人吉市への買い物や通院にかかる時間が短縮できる。一方、球磨川の氾濫で甚大な浸水被害を受けた大柿地区の住民は、高台への避難に使う道路が確保される。

 球磨村と人吉市は昨年12月、両地区を結ぶ道路の早期整備を国と県に要望していた。(小山智史)

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