江津湖花火大会「8月24日開催」決定 熊本市 有料観覧席の復活は検討へ
熊本市の江津湖花火大会実行委員会(会長・大西一史市長)は18日、市役所で本年度の初会合を開き、大会を8月24日に開くと決めた。
観光団体や地元自治会などから9人が出席。事務局は、通信障害対策として、携帯電話会社に臨時基地局の増設を求めることを報告した。昨年に続き、打ち上げ前の混雑状況や花火の映像を動画配信サイトで流す。江津塘の遊歩道も観覧会場として開放する。昨年廃止した有料観覧席の復活については今後、検討する。
新型コロナウイルス禍による中止を経て4年ぶりに開催した昨年は、過去最高の約14万7千人が観覧。委員からは「警備を増やしてほしい」といった意見が上がった。大西市長は「しっかり地域と連携し、熊本の夏の風物詩として、感動と希望をもたらす素晴らしい大会にしたい」と述べた。(米本充宏、諌山美羽)
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