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熊本から世界に笑顔を 協力隊員だより

(101)苦難乗り越える力学ぶ タンザニア・「小学校教育」桶田勝博(31)

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ラハレオ小学校での算数の授業風景。小さな机に子どもたちがぎっしりと並んでいる=2016年10月
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 タンザニア南部ムトワラのラハレオ小学校で、算数を教えています。授業のほかにも算数教室を立ち上げ、つまずきのある子どもに個人指導をしたり、任期が終わった後も使えるように教具を手作りしたりしています。

 いろんな遊びを教える「学校に楽しみをプレゼント」の活動も始めました。折り紙で紙飛行機を作ったり、「けいどろ」遊びをしたりすると、子どもたちも大喜びです。

 現地の環境は日本とは大きく違います。小さな机といすに子ども4人がぎゅうぎゅうに座り、日本と同じくらいの教室で約100人が授業を受けています。教科書もありません。でも、子どもたちはせっせとノートを取り、腕を振り回すように挙手し発言しています。物質的に恵まれない環境で前向きに学ぶ姿は、たくましい!の一言です。

 当初は毎日、苦労の連続でした。通じる言語はスワヒリ語のみ。つたない言葉を補うためにボディーランゲージをフル活用していたら、腕がパンパンになっていました。

 タンザニアの魅力は、「ハクナマタタ(問題ないさ)とカリブ(ようこそ)」の文化です。見ず知らずの自分を受け入れてくれた現地の人々は、多少の問題や失敗があっても「ハクナマタタ」と明るく笑い飛ばします。そこに、この国の人がたくましく生きるヒントがあるように思いました。

 日本でも厳しい環境にいる子どもの力になれるよう、笑顔で苦難を乗り越えるエネルギーをしっかり学びたいと思っています。(八代市出身)



熊本日日新聞 2017年04月21日

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