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熊本から世界に笑顔を 協力隊員だより

(92)初めての実験器具 驚く生徒も マラウイ・荒木惟(26)

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授業で初めて実験器具に触れる生徒たち=2016年11月
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 マラウイに赴任して7カ月がたちました。私の職種は理科教育。大学と大学院で物理を専攻し、卒業後、協力隊に参加しました。世界の子どもたちに科学を学ぶ楽しさを伝えたい、という思いからです。

 任地はマラウイの首都にあるリロングウェ。今はちょうど雨期で、主食であるメイズ(トウモロコシ)畑があちらこちらに広がっています。

 公立中高等学校で理科の先生として活動しています。科目は1年生の物理と化学で、授業で話すのは英語です。初めて実験器具に触れて驚く生徒たちもいます。

 マラウイでは小学校が8年制、中高等学校が4年制で、その次に大学や専門学校に進みます。小学校、中高等学校とも卒業認定試験があり、合格しないと卒業したと認められず進学ができません。小学校の卒業試験の合格率は、2016年は77%でした。その合格者の3割程度が公立の中高等学校に選ばれ、進学することができます。

 進学することができても、授業料が払えないという理由から退学する学生も少なくありません。中高等学校に進学できる子どもたちはマラウイではごく一部で、かなり学力が高い方といえます。

 しかし実際は、小学校で学んだはずの簡単な掛け算、割り算ができなかったり、小学校で理科実験をやったことがなかったりなどさまざまな問題があふれていました。理科を教えるほか、基礎的な計算力についても取り組んでいきたいと思っています。(熊本市出身)



熊本日日新聞 2017年03月10日

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