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熊本から世界に笑顔を 協力隊員だより

(90)IT指導 意欲に応えたい ウガンダ・池田佳織(25)

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生徒の質問に答える形でパソコン操作を指導する=2月
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 もともと海外旅行が好きでした。ただ、旅行での短期間滞在では体験できない世界、現地の生活を知りたくて協力隊に志願しました。任地は東アフリカで赤道直下のウガンダ。首都カンパラから南へ40キロ、英国統治領だった半世紀前までの首都エンテベです。ビクトリア湖に面し、ウガンダの空の玄関でもあります。

 高等専門学校を卒業後、熊本の工場でITエンジニアを務めました。その経験を生かし昨秋から職業訓練校でパソコン指導に当たっています。

 この任務、私は2代目ですが、生徒も入れ替わり習熟レベルはまちまち。課題をすぐ終わらせてしまう人もいる一方、キーボードを見ずに打てる人はまれ。人さし指で一つ一つキーを打つ姿はもどかしくも感じます。

 既に教えたことを、何度も質問してくる生徒もいます。他の教師にその話をすると、「それだけみんな知りたい、勉強したいと思っているんだよ。それに応えるのが先生だよ」と言われました。

 言われてみれば、学習意欲は日本の若者より高いかもしれません。また、どの生徒たちも、卒業後の展望をうれしそうに語り、むしろこちらが元気をもらうほどです。

 この国も社会や産業のIT化に懸命で、その人材育成も急務。ただ、学校では端末不足で、小人数に分けると授業のコマ数が足りません。それが生徒の習熟に影響しているようです。せっかくやる気がある彼らに、学ぶ機会と深く広いノウハウを伝えていければと思います。(熊本市出身)



熊本日日新聞 2017年03月03日

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