●ミニトーク 「楽して楽しく」
  アドバイザー・黒木よしひろさん(タレント)  
  子育ては長いマラソン
黒木よしひろさん
 みなさんに積極的に発言していただいてうれしかったですね。うまくストレスを発散できず、ためこんでいるお母さんもいましたが、もっと夫婦で話し合いをしていけばいいと思いますよ。


 テレビやラジオなどで活躍中のタレント黒木よしひろさんは、中一の女の子と小四の男の子の父親。「子育てで一番きついこと」「夫婦や家族の楽しみ」「手抜き話」の三つのテーマを提案し、三十三人が六グループに分かれて話し合った。

 「きついこと」では、「きょうだいげんかに困っている」という参加者の声。黒木さんは、「しかる場合は、まず下の子から。上の子が『自分が年上だから我慢しないといけない』という変な思い入れがなくなるし、下の子がしかられる様子を見て、かわいがるようになり、きょうだいの結束が強くなるそうです」とアドバイス。

 「夫の両親とどう付き合えばいいか」「子育てに疲れて何もしたくなくなる」との悩みも出され、「人に頼って気持ちをリフレッシュする」「理想のお母さん、奥さんを追い求めなくていい。できないことはできなくていいんじゃないか」と黒木さんは“自然体”をアピールした。

 夫婦・家族の現在の楽しみや夢にもさまざまな意見が出た。「夫婦二人だけで食事」「家族風呂を楽しむ」「子どもと一緒に料理を作る」、中には「子どもに早く巣立ってほしい」との願いも。
黒木さんのミニトーク会場
黒木よしひろさんによるミニトーク会場。グループをつくり話し合う参加者

 「手抜き話」では、作り置きや市販品で簡単に済ませるといった、食事に関する声が多く挙がった。夫婦の会話で手抜きはNG。「妻は言葉で言わなくても何でも分かってほしいと思うようですが、男って口で言われないと分からないものなんですよ」と黒木さん。

 「まねできそうな“手抜き”を試してみてください。『手抜きをすると、子どもに悪い、だれかに悪い』とか思う必要はありません。子育ては長いマラソンのようなもの、楽していきましょう」と締めくくった。(高本文明)

2007年6月5日朝刊掲載


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