食考くまもと2007
第2回 栄養指導

 今月の日赤熊本健康管理センター(熊本市長嶺南)ヘルスアップコースでは、管理栄養士が食品の基礎知識やカロリーコントロールの極意を伝授した。でも、仕事や家事に忙しく、参加したのは二人。しかも一人は遅刻だし。あとの二人は個別指導になってしまった。大丈夫かなあ〜、メタボリック戦士たち。(▼以下は日赤スタッフのアドバイス)


■おトン夫人  熊本市、OL、三十五歳二・二キロ減
 頑張り過ぎずぼちぼち続行

  過去にリバウンド経験があるだけに「続けることが大切。ぼちぼちやろう」と頑張り過ぎを封印。「毎日二本飲んでいたジュースをノンカロリーのお茶にする」という目標も「ジュースを完全にやめるのは、やっぱりストレスになる」とお茶ではなく、比較的糖分が少ない種類の飲み物に変更するなど柔軟な対応ぶり。「油や肉類を減らす」や「昼休みにウオーキング」の目標も「ぼちぼち」ペースだった。ただ、「会社を出て十五分歩くと体がぽかぽかして気持ちいい。体調も良くなって、風邪をひかなくなった」と意外な効果も。

 ▼食生活の改善や運動量も堅実。順調にダイエットが進んでいます。仕事や家事に忙しい働くママですが、週末にはぜひとも運動を。ストレスを解消して、気分転換にもなりますよ。
■えびすさん  熊本市、自営業、四十七歳 〇キロ減
 飲み会重なり飲酒量減らず

  最大目標の「自宅では飲まない」を百パーセント実行。しかし、年度末の飲み会が重なって、飲酒量を控えるまでには至っていない。歩数計を付けて毎日チェックしているが、一日五千歩が限界。「お店のアルバイト店員の入れ替わり時期も重なり、忙しくて運動をする時間がとれない」と弱音も漏れた。妻の協力で夕食量は減らしているが、残念ながら体重減はゼロ。「寝る前二時間は食べないように努力中」とは、ここに改善点あり。

 ▼仕事が忙しく、なかなか運動ができていません。夕食を腹八分目にすることと、夕食をなるべく早い時間に摂ることをお勧めしました。体重記録を続けながら、飲み会で体重が増えた分は早めに戻すことを意識しましょう。
■猛虎さん 熊本市、公務員、五十二歳 体重一キロ減
砂取小の児童
 寝酒断ち「つらいなあ」

 夜九時以降の食事は減ったが、長い間の習慣だった寝酒を断つことには悪戦苦闘。「つらいなあ。口が寂しいし、夜はなかなか寝付けない。禁煙で苦しむ人の気持ちが良く分かる」。お茶を飲みながら我慢の日々が続いている。目標にしていた「夕食後に施設で運動」は風邪や花粉症、出張などで実行できず。歩数計を見ても、ひざが痛むので一日に三〜四千歩が限界。「来月はプールに通って運動不足を解消だ。二キロ減を目指すぞ」

 ▼反省しきりの猛虎さんですが、一カ月目の目標だった体重一キロ減はきちんと達成。「食べ物をゆっくりと噛(か)む」ことや「夜九時以降には食事をしない」など生活習慣の改善が成果につながっています。今後は運動の量を増やすことが必要。日常生活の中で歩く量を増やすことと、週一回は運動施設を利用して、きちんとした運動の習慣を身に付けることも大切です。
■拓郎さん  合志市、営業マン、五十二歳 体重二・七キロ減
  筋トレなどで2.7キロの減量も

  「毎日運動なんて絶対できない」と消極的だった姿はどこへやら。運動施設には通えなかったが、代わりに一時間のウオーキング。嫌がっていた自宅での筋トレも「ほぼできた。運動の心地よさを実感した」と順調そのもの。課題だったご飯のおかわり回数も随分と減って、腹八分目の食事にも慣れてきたぞ。

 ▼食事と運動の相乗効果で目標以上の体重減につながりました。その充実感が、開始時の不安を解消し継続意欲を高めているようです。でも、少しハイペース。息切れしないためにも二カ月目は一・五キロ減を目安に。

熊本日日新聞2007年3月9日朝刊

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