丸山 伸太郎(編集局政経部|2019年入社)

Q 現在のお仕事の内容を教えてください
主に県内企業の活動など経済関係を取材しています。金融や農業、流通、製造などの分野があり、1年目は卸売市場や製造業を中心に担当しました。企業のニュースリリースや統計情報の記事化に加え、県内経済に大きな影響を与える事案があれば、ニュース記事のほかに連載を書くこともあります。2019年は9月に熊本市中心部に大型商業施設「サクラマチクマモト」が開業し、10月には消費税増税と、経済関係の大きなニュースが続きました。その都度、企業や市民の声を取材し、記事にまとめました。
Q 仕事をする上で心掛けていることは何ですか
何よりもまず「間違わない」ことです。特に、記事に盛り込んだ数字や固有名詞は何度も確認します。上司(デスク)も原稿をチェックしますが、直接取材し、内容を知っているのは現場の記者。少しの言い回しの違いで伝わるニュアンスが変わってしまうこともあるので、注意が必要です。書いた記事の責任はすべて自分にあると思い、間違わないよう心がけています。
Q 関わった仕事で一番印象に残っていることを教えてください
2019年10月の消費増税関連の取材です。県内の大手スーパーや地域の小さな商店、繁華街を歩いている買い物客など、あらゆる人に話を聞きに行きました。増税直前になってもレジの改修などが間に合わず、途方に暮れていた商店主から「どうしたらいいのか」と相談されたことが印象に残っています。消費増税に関する記事の多くを担当させてもらいました。入社1年目から大きなテーマにも取り組めることが熊日の良さの一つだと思います。
Q 就活時代にやって良かったことは何でしたか
インターンシップや個別企業説明会への参加です。同じ業界でも、会社によって全く雰囲気が違うので、人事担当者や先輩社員と直接話すことが、採用試験対策だけでなく、入社後に楽しく仕事をするためにも大切だと思います。