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“熊本愛”ラジオで発信 リポーターの阿部さん、RKKで冠番組 2017年09月05日

“熊本愛”ラジオで発信 リポーターの阿部さん、RKKで冠番組の写真、図解
ラジオ番組の収録に臨むリポーターの阿部祐二さん(左)=7月14日、熊本市中央区のRKK(RKK提供)
 テレビのリポーターとして、全国の事件現場を駆け回る阿部祐二さん(59)=千葉県浦安市=が、7月からRKKラジオで自身の冠番組に出演している。熊本地震の発生直後から被災地を取材。「大好きな熊本を元気づけたい」と熱い思いを胸に、無報酬でリスナーに語り掛けている。

 熊本地震では昨年4月14日夜の前震発生からわずか十数分後には熊本へ向かった。新幹線とタクシーを使い、翌15日に熊本に到着。多数の家屋が倒壊した益城町の現場を歩き、リポートを続けた。かつて取材で何度も来熊し、人の温かさや豊かな自然にほれ込んでいただけに、ショックは大きかったという。

 16日には阿部さん自身も本震に遭遇。前震後に一時帰宅した被災者が2度目の激震による自宅の倒壊で多数死亡した惨禍に直面し、「自分たちが前震の後にもっと何かを伝え示すことができたのではないか。無力感が募った」と振り返った。

 ラジオ番組を買って出たのは、地震直後に取材するだけの「いちげんの客」になりたくなかったから。現場では感謝されるとともに「次はいつ来てくれるの」と声を掛けられ、被災者の言葉の重みを感じ、「何かできる形を」と模索。知人の紹介で自身のラジオ番組が実現した。

 番組名は「阿部祐二の気まぐれジャーナル」。火曜午後6時20分から20分間、取材した事件やニュースの裏側をはじめ、子育て論や熊本のグルメなどを紹介している。人生相談にも応じる。

 俳優やモデルなどを経て、36歳でリポーターに転身。来年で還暦を迎えるが、エネルギッシュさは衰えない。東京から離れたローカル局でのラジオ出演を「集大成にしたい。仕事ではなく、熊本が好きだから来ていることを伝えたい」。復興の行く末を見届けていくつもりだ。(藤山裕作)


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