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故人しのぶ優しい光 坪井川で精霊流し 2017年07月16日

故人しのぶ優しい光 坪井川で精霊流しの写真、図解
川面を優しく照らした故人をしのぶ灯籠=15日、熊本市中央区
 熊本市中央区の市民会館シアーズホーム夢ホール近くを流れる坪井川で15日夜、精霊流しがあり、故人をしのぶ精霊舟や灯籠の光が川面を優しく照らした。

 地元住民や企業などでつくる「熊本城城下町精霊流し市民の会」(福田稠会長)が、盆の伝統的な風習を受け継ごうと2005年から実施。熊本地震前は熊本城長塀前から流していたが、被災で立ち入りができないため、昨年から同館裏に開始地点を移した。

 午後6時半すぎ、川に降り立った市民の会メンバーが、住民が持ち寄った供え物の花や果物を乗せた舟を一つずつ浮かべた。「頑張って生きていきます」などのメッセージを添えた灯籠約200基も放った。

 同市西区の悦新一さん(83)は、50年近く連れ添い、昨年9月に他界した妻のセイ子さんを送った。「これからも片時も忘れることはない。今も『ごめんね』とつぶやいた妻の最期の言葉が忘れられない」と目頭を押さえた。舟や灯籠は、約1キロ先の船場橋でボランティアらが回収した。(馬場正広)


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