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ベース1本 世界で勝負 熊本市の牧山さん、米名門音大へ 2017年07月14日

ベース1本 世界で勝負 熊本市の牧山さん、米名門音大への写真、図解
ライブハウスで演奏する牧山羽留奈さん。「バークリー音楽大でもっと腕を磨きたい」と夢を膨らませている=熊本市中央区(岩瀬茂美)
 熊本市北区の牧山羽留奈さん(19)が今夏、数多くの名演奏者を輩出している米バークリー音楽大に進学する。エレキベース1本で世界を飛び回ることを夢見て、大きな一歩を踏み出そうとしている。

 牧山さんは小学4年のとき、部活動のビッグバンド「たつだBBキッズ」に入部。映画「スウィングガールズ」が流行した後でトランペットを吹きたかったが、入部が1日遅れたため「余っていたエレキベース」を担当することになった。

 初日は楽器を横たえて琴のような弾き方をするほど音楽とは縁がなかったものの、負けん気の強さと類いまれな努力でめきめき上達。中学からは県内の小中高生でつくる「熊本ジャズ部」で腕を磨いた。

 転機は中2の夏。イベントで一緒になったプロのベーシストから「世界を見た方がいい。バークリーを目指したら」と声をかけられた。プロを意識するようになったのも、そのころからだ。

 済々黌高3年の夏、バークリーのサマースクールに6週間通い、日本の同世代のトップクラスとも交流。音楽漬けの日々に「自分はまだまだ。バチンと殴られた感覚だった」と決意を新たにした。

 県の「海外チャレンジ塾」で英語力も強化し、進学準備を進めた。難関のオーディションを見事パスし、授業料が半額となる奨学金も得た。

 著名な音楽家も牧山さんを応援しており、渡米を前に東京や佐世保などでプロに交じってライブ活動を続ける。27日には熊本市中央区のライブレストラン「ぺいあのPLUS」で壮行会ライブを開く。

 将来は米ニューヨークやロサンゼルスを拠点にプロとして活動するのが目標だ。「やりたいことを続ければ、思いはかなう」。自分にそう言い続け、夢を追いかける。(福井一基)


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