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熊本城小天守北側に埋没石垣 復旧工事の調査で確認 2017年06月13日

熊本城小天守北側に埋没石垣 復旧工事の調査で確認の写真、図解
 熊本地震で被災した熊本城(熊本市中央区)の復旧工事に伴う地質調査で、小天守の北側にあるとみられていた地中の石垣の存在が確認された。市の熊本城調査研究センターは「予想通りだが、確認できたことに価値がある」と話している。

 センターによると、地中の石垣は熊本城の石垣の中で最も古く、安土桃山時代の1599(慶長4)年から翌年ごろに築かれたとみられている。その後、さらに北側に石垣が拡張されたため、前の石垣が部分的に埋没したらしい。拡張後の石垣の形状と外観や、石材の積み方の違いから推測されていたという。

 市は今年2~5月、天守閣周辺の地質を知るためにボーリング調査を実施。小天守の北側を掘削したところ、地表から深さ7~8メートルの辺りに、直径70センチほどの石材があることが分かった。石垣の裏にあるグリ石よりも一際大きいことから、埋没している石垣の石材と判断した。

 特別史跡の熊本城では通常、掘削工事などはできない。地震後の復旧工事に伴う調査でたまたま確認された。同センターは「復旧の過程では、今後も新たな発見があるだろう」としている。

 熊本城の石垣の表面積は約7万9千平方メートル。このうち築造年代が明確に判明している石垣はないという。(飛松佐和子)


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