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熊本市周辺の不特定断層で大地震の恐れ 17年版全国予測地図 2017年04月28日

熊本市周辺の不特定断層で大地震の恐れ 17年版全国予測地図の写真、図解
 政府の地震調査委員会は27日、全国地震動予測地図の2017年版を発表し、強い地震がどの断層の影響かを示す「影響度」を初めて詳細に公開した。熊本市役所周辺が震度6強に襲われる場合の影響度は、熊本地震を起こした布田川・日奈久断層帯が47・6%で最も高いが、比較的浅い陸域・海域地殻内の不特定の断層も31・5%、長崎県島原市などの雲仙断層群南東部が12・8%だった。

 熊本市周辺で大地震を引き起こす可能性が高い断層は布田川・日奈久断層帯に限らないことを示しており、文部科学省は「特定されていない断層が大きな揺れを引き起こす可能性もある」として、注意を呼び掛けている。同市が今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率は、16年版と同じ7・6%。

 震度6弱以下の地震の影響度も公開。震度6弱では、地殻内の不特定断層の影響度が最も高く、布田川・日奈久断層帯と南海トラフが続いた。震度5強では南海トラフの影響度が最高で、地殻内の不特定断層、フィリピン海プレート内の不特定断層の影響もあるとしている。震度5弱は南海トラフの影響が最も高い。

 影響度の公開は、自治体などが防災対策に取り組む際、どの地震を優先的に想定するか判断する材料にしてもらう狙い。熊本市役所のほか東京都庁や鳥取市役所など6カ所を先行して明らかにした。5月下旬ごろ、国内全域(250メートル四方ごと)の影響度を、防災科学技術研究所のホームページで公開する。(内田裕之)


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