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熊本城大天守、最上階解体へ 調査で柱の破損判明 2017年04月21日

熊本城大天守、最上階解体へ 調査で柱の破損判明の写真、図解
熊本地震からの復旧工事で最上階の6階などが解体される熊本城天守閣。黄色部分が解体する部分(熊本市提供)
 熊本市の大西一史市長は20日の記者会見で、熊本城天守閣の復旧工事について、大天守最上階(6階、約91平方メートル)など3カ所を解体し、造り直す方針を明らかにした。最上階の解体は5月下旬に着手し、6月には終了する見込み。  他の解体箇所は、天守閣出口の付櫓[つけやぐら](約20平方メートル)と小天守1階の一部(120平方メートル)。付櫓は4月下旬から、小天守は6月下旬から解体する。

 熊本城の天守閣は1877(明治10)年の西南戦争で焼け落ち、1960(昭和35)年に鉄筋コンクリート(6階のみ鉄骨)で再建。文化財の指定は受けていない。

 市はこれまで、建物を支える構造部分に大きな被害がないことから、解体せず補強して修復する方針だった。

 その後の調査で、最上階の屋根を支える鉄骨の柱の破損などが判明。付櫓と小天守1階も、石垣崩落に伴う建物の沈下や傾きがあることが分かった。

 天守閣の復旧工事では現在、3階と6階に足場を組む作業をしている。大型連休明けには、工事の落下物を防ぐため天守閣をシートで覆う。復旧過程が見えやすいように、15ミリ四方の網目のある透過性の高いシートを使う予定。熊本城のライトアップは続ける方針。

 大西市長は「(工事中)天守閣の外観が大きく変わり、市民も驚くと思うが、より強い天守閣を造るため」と話した。大天守2019年、小天守21年の復旧目標に変更はない。(高橋俊啓)


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