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草原を牛ダッシュ 阿蘇・北外輪山で熊本型放牧 2017年04月20日

草原を牛ダッシュ 阿蘇・北外輪山で熊本型放牧の写真、図解
草原に放たれ、勢いよく駆けだす繁殖牛=阿蘇市
 放牧地を持たない畜産農家が阿蘇・北外輪山の草原に妊娠中の繁殖牛を預ける「熊本型放牧」が20日、阿蘇市の狩尾と跡ケ瀬の両牧野で始まった。昨年は熊本地震の影響で入牧が1カ月遅れたが、今年は例年通りに実施した。

 熊本型放牧は、県畜産農協が1996年に開始。今年は最長11月まで、山鹿市や宇城市などの44農家が計499頭を預ける。費用は1頭当たり1日220円。畜産農家は飼料費の軽減、牧野側は草原維持の利点がある。

 この日は狩尾牧野(503ヘクタール)に、16農家が黒牛とあか牛計61頭を搬入。青く茂り始めた草原に放たれると、飛び跳ねながら駆けだしていった。

 牛8頭を預けた山鹿市の永田喜八郎さん(75)は「この時期の若い芽が、牛には一番の栄養。無事に預けることができてよかった」。県畜産農協の太田黒鐵郎組合長(73)は「牛の健康のためにも放牧は重要。定着させたい」と話した。(中尾有希)


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