水産庁は2日、毎年、秋から冬にかけ深刻な漁業被害をもたらしているエチゼンクラゲの群れが、6月30日に長崎県・対馬の浅茅湾で確認されたと発表した。

ゆらゆらと海中を漂うエチゼンクラゲ=07年11月、福井県越前町沖
水産総合研究センター(横浜市)の調査船が、6月21~22日に東シナ海中央部で確認した群れが流れ着いたとみられ、水産庁は3日に関係団体を集めて協議会を開き、対策を検討する。
クラゲはかさの直径が15~30センチで、浅茅湾の入り口にあった定置網に約200個体が掛かっていた。網は破損していなかった。
同センターの秋山秀樹・東シナ海海洋環境部長は「2005年度の大量発生の時と出現状況が似ている。注意が必要だ」と話している。
調査船は、6月19~25日、東シナ海を航行し観測と採集をした。クラゲは、かさの直径が10~60センチで、10メートル四方に2~3個体の群れを成していた。23日には韓国・済州島北側の東シナ海でも目視で確認した。(共同)
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