国会は27日午後、2008年度第2次補正予算案をめぐる両院協議会を再開した。民主党など野党で構成する参院側は、定額給付金の2次補正からの削除を引き続き求めるが、協議は同日中に不調のまま決着する見通しになった。憲法60条の規定に基づき衆院の議決が優先され、2次補正は同日午後にも政府原案通り成立する公算が大きくなった。政府、与党は麻生太郎首相の施政方針演説など政府4演説を午後1時から衆院本会議で行う方針だったが、野党の主張を受け、28日に先送りする可能性が強まった。

08年度第2次補正予算案をめぐり再開された両院協議会。左が衆院側、右が参院側。中央は議長の自民党・衛藤征士郎衆院議員=27日午後

国会内で記者の質問に答える民主党の北沢俊美参院議員=27日午前
26日の両院協議会の混乱を受け、河野洋平衆院議長と江田五月参院議長は27日午前、衆院議長公邸で会談。同日中に2次補正を成立させるべきだとの認識で一致し、両院協議会の代表者に伝えた。
政府4演説について江田氏は「2次補正の議論が終わってからが望ましい」との認識を示したが、河野氏は「両院協議会の様子を見守るが、状況が混乱するようなら動きたい」と述べた。
これを受けて両院協議会の衆参両院代表者による事前協議が国会内で開かれ、27日に結論を出すことを確認した。26日は民主党の北沢俊美参院議員が議長を務め、翌日午後の再開を宣言して議論を打ち切ったが、27日は国会法に基づき自民党の衛藤征士郎衆院議員が議長となる。(共同)
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