入試シーズンの本格的な幕開けとなる大学入試センター試験が17日、全国738の会場で始まった。試験は18日まで。志願者は昨年よりも596人多い54万3981人で、今春に高校を卒業する予定の現役生が過去最高の79・3%を占めた。

大学入試センター試験の会場で、試験開始を待つ受験生ら=17日午前、東京・本郷の東京大学

大学入試センター試験で、会場に向かう受験生=17日午前、東京・本郷の東京大学
最初の試験となる公民は午前9時半から始まり、志願者全体の約56%となる約30万5640人が挑んだ。
チャイムの故障や設定ミスのため、共栄大(埼玉県春日部市)で開始が約3分遅れ、東京未来大(東京都足立区)でも約1分早く始まるトラブルがあり、2会場で計約60人が影響を受けた。
また公民のうち「倫理」の問題で選択肢の1つに誤った記述があったため、各会場で冒頭、黒板に訂正内容を書いて示し、注意喚起した。
入学者選抜にセンター試験を利用する国公私立の大学と短大は昨年より20校増え、これまでで最も多い797校。総募集人員に対する志願倍率は昨年並みの3・0倍となる見通しだ。
大手予備校などによると、今年は不況の影響から学費の安い国公立や自宅から通える地元の大学を目指す傾向が強まっているという。
初日は公民のほか、地理歴史、国語、外国語も行われ、例年、機器の不具合などトラブルが相次いでいる英語のリスニング試験は午後に実施。18日は、理科と数学の試験が午前9時半から予定されている。(共同)
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