三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行6グループの2008年9月中間連結決算が18日、出そろった。6グループ合計の純利益は前年同期比58・0%減の3980億円。09年3月期は、景気悪化で不良債権処理費用が前期の3倍に膨らむことから、9300億円と前期に比べ半減する見通し。05年3月期以来、4年ぶりに1兆円を割り込むことになる。
金融危機による株価急落を受けた損失も拡大。国内外の景気は秋以降、急速に悪化の度合いを深めており、業績予想はさらに下方修正される可能性が高い。
9月中間の不良債権処理費用の合計は、融資先の倒産が相次いだため、86・4%増の約7200億円と大幅に伸びた。09年3月期では約1兆1700億円となる。
ただ9月末時点の貸出金に占める不良債権割合を示す不良債権比率は0%台から2%台の低い水準にとどまっている。
三菱UFJが18日発表した9月中間決算は、純利益は前年同期比64・2%減の920億円にとどまった。不良債権処理費用は約1・5倍の2422億円。
09年3月期の純利益予想は三菱UFJが前期比65・4%減の2200億円。みずほフィナンシャルグループが19・6%減の2500億円、三井住友フィナンシャルグループが61・0%減の1800億円を見込んでいる。
りそなホールディングスは47・2%減、住友信託銀行は27・1%減、中央三井トラスト・ホールディングスは16・5%減をそれぞれ予想。本業のもうけを示す実質業務純益も6グループとも減益となる見込み。(共同)
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