大阪・梅田で会社員鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡した事件で、殺人容疑などで逮捕されたホストクラブ従業員吉田圭吾容疑者(22)が曽根崎署捜査本部の調べに「執行猶予中だったこともあり、逃走した」と供述していることが6日、分かった。

送検のため大阪府警本部を出る吉田圭吾容疑者(右)=6日午後
吉田容疑者は鈴木さんを引きずっている間、車から降りたりバックミラーで状況を確認したりせずに走ったといい、捜査本部は執行猶予を取り消されることを恐れ、逃走を急いだとみている。
捜査本部によると、吉田容疑者は2006年10月、交通事故を装い保険金をだまし取ったとして熊本県警に逮捕され、昨年1月、熊本地裁で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
これまでの調べに「無免許で飲酒運転だった。警察に捕まると困るので、何が何でも逃げなければならないと思った」と供述。さらに、執行猶予中だったこともひき逃げの理由に挙げたという。
捜査本部によると、吉田容疑者は熊本市出身で県内の県立高校を卒業後、道路工事会社に就職。その後、建設会社でとび職として半年働いた。保険金詐欺事件は建設会社勤務時に起こした。
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