与謝野馨経済財政担当相は26日、民放番組に出演し、金融機関に公的資金を予防的に資本注入する金融機能強化法の改正案について「(従来の金融機能強化法の)2兆円では足りない。10兆円くらい(にする)」と述べ、資本注入資金の政府保証枠を2兆円から約10兆円に増額する方向で調整する考えを明らかにした。
世界的な金融危機で日本の金融機関が受ける悪影響を緩和するため、政府保証枠を大幅に拡大し、金融システムの動揺を抑える。
政府は金融機能強化法の改正案を24日に国会に提出し、月内の成立を目指している。中小企業への融資を中心に「貸し渋り」が起きないよう、株安で傷んだ金融機関の自己資本を予防的に増強するのが狙いだ。政府が策定中の追加経済対策に盛り込む。(共同)
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