週刊現代の八百長疑惑記事をめぐり、日本相撲協会と横綱朝青龍ら力士32人が、発行元の講談社などに約6億4000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟の口頭弁論は3日午後も東京地裁(中村也寸志裁判長)であり、原告として出廷した朝青龍関が八百長の経験を尋ねられ、「ありません」と疑惑を全面的に否定した。

東京地裁での証言の後、両国国技館で記者の質問に答える横綱朝青龍=3日午後
現役横綱が法廷で証言するのは極めて異例。
八百長の中心人物とされたことに「悲しい。いろんな思いを含めて情けない」と心境を吐露。ほかの力士の関与や金銭授受など記事が指摘した内容を次々と打ち消した。
尋問終了後、被告側は大麻所持容疑で逮捕、協会を解雇された後に、会見で八百長を強要されたと語った元幕内若ノ鵬のガグロエフ・ソスラン元力士を証人申請。地裁は被告側が近く提出する元力士の陳述書を見て採否を決める。
この日の尋問で、朝青龍関は具体的な取組について「相手が自ら土俵を割ったのではないか」と被告側弁護士からただされ、「真剣勝負をやっているのに残念。あなたが相撲を取ってみますか」と問い返す場面も。(共同)
「くまにちコム」に掲載の記事、写真等の無断転載は禁じます。著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun