10月がスタートした。石油元売り各社は1日、原油価格の下落を受けてガソリン卸価格を引き下げた。レギュラーの全国平均小売価格は1リットル当たり160円台に下がる見通し。ただ、食品などは値上げが相次ぎ、家計の厳しさは続きそうだ。

レギュラーガソリンの価格を1リットル当たり165円に値下げしたガソリンスタンド=1日午前、東京都港区
昭和シェル石油はガソリン卸価格を1リットル当たり6円、ジャパンエナジーは5円引き下げた。週ごとに卸価格を変動させる新方式を1日に導入した新日本石油と出光興産も、取引先ごとに卸価格が異なるものの、おおむね下げたもよう。
東京都港区のガソリンスタンドはこの日の朝、レギュラー価格を165円と、前日より9円値下げした。値下げ競争の激しい幹線道路沿いでは160円前後まで下げている店も目立った。
一方、食品は原材料価格の高騰分を転嫁し切れておらず、価格上昇が続く。サッポロビールは国産ワインの一部を、マルハニチロ食品はサバなどの缶詰43品を1日から値上げした。
政府は製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を10%引き上げた。今後、めん類やパンなどの価格もさらに上昇しそうだ。公共料金もアップ。東京ガスや大阪ガスなど大手4社は、ガス料金を標準家庭で月額67-126円値上げした。(共同)
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