日本相撲協会は6日、抜き打ちによる簡易尿検査で大麻に陽性反応を示したロシア出身の幕内露鵬(28)=大嶽部屋、十両白露山(26)=北の湖部屋=が専門の検査機関でも陽性反応が出たことを受け、北の湖理事長(元横綱)を除く執行部の4人の理事らが東京・両国国技館で対応を協議し、8日に緊急理事会と評議員会の開催を決めた。
大麻問題への対応を協議する臨時の「年寄総会」に出席した大嶽親方(中央)ら=6日午後、東京・両国国技館
緊急理事会では、あらためて北の湖理事長の責任が問われ、両力士に対する処分などが話し合われるのは必至の情勢。6日午後の「年寄総会」では理事長辞任を求める声も出たが、関係者によると、別の機関での検査を行う意向を示している理事長は8日の理事会で進退伺を出す考えはないという。
6日の協議には日本アンチ・ドーピング機構の専門委員で、再発防止検討委員会の大西祥平委員も参加。大西委員はこの日に判明した陽性反応はA検体だけであることを説明し「A、B両検体の結果が出れば、相撲協会は当然対応するでしょう」と話した。
ドーピング検査のルールでは、B検体を検査するには力士本人の了承が必要で、露鵬は検査を了解する意思を示したが、白露山については未確認。同委員は、検査では自分で吸ったのか、副流煙なのかも分かると説明した。(共同)
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