5月に正式スタートした「ふるさと納税」制度で、都道府県に申し込みがあった8月末時点の寄付は、未集計の東京など1都3県を除く43道府県で計1835件、約3億3000万円に上ったことが5日、共同通信の調べで分かった。最高額は1件2億円の大口寄付を受けた栃木の2億250万円、最多件数は鹿児島の284件だった。
お盆の帰省を終えて首都圏、関西方面に帰る親子連れなどにパンフレットを配り寄付を呼び掛けた佐賀県のふるさと納税キャンペーン=8月16日、有明佐賀空港
制度は、出身地など任意の都道府県や市町村に寄付金を納めれば、住民税などが控除される仕組み。1月にさかのぼって適用されるため、調査は1-8月に都道府県に申し込みがあった寄付額(岡山、香川、宮崎は納入額)を聞いた。東京、神奈川は未集計、埼玉は7月末までに約242万円の納入があったが、8月末時点の集計はない。千葉は1件も寄付がなかった。
栃木に2億円を寄付したのは同県出身で東京在住の会社創業者で、この1件で全体の約6割を占めた。件数最多の鹿児島は2000万円を超えたが、市町村分も含めて受付窓口を県に一本化したため分割される。(共同)
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