米環境保護団体「シー・シェパード」の船が昨年2月、南極海で日本の調査捕鯨船の活動を妨害した事件で、警視庁公安部は18日午前、威力業務妨害の疑いで同団体の活動家3人の逮捕状を東京地裁に請求した。逮捕状が取れ次第、国際手配する方針。
南極海で調査捕鯨を行う日本の「海幸丸」(手前)に接近する米環境保護団体「シー・シェパード」の船(日本鯨類研究所提供)=07年2月
公海上の不法行為について国際テロ防止関連条約の一つの海洋航行不法行為防止条約は、損害を受けた船の船籍国に捜査権を認めており、公安部は同団体の妨害行為を「極めて悪質。テロに匹敵する」として同条約を初適用、業務妨害容疑での立件が可能と判断した。
公安部によると、3人は米国籍の30歳と41歳、英国籍の28歳のいずれも男。3人は海外を移動しながら活動しており、日本と犯罪人引渡条約を結ぶ米国や韓国で身柄が拘束されれば逮捕に結び付くが、それ以外の国での身柄確保は難しいとみられ、実際に3人が逮捕されるかどうかは不透明。(共同)
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