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雷発生、1時間前に予測 気象庁、2010年度から 2008年08月18日

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埼玉県南部の空に走る稲妻=7月、さいたま市大宮区
 この夏は激しい雷雨による被害が相次いだ。気象庁は18日までに、落雷による人的被害や航空機の運航への影響を防ごうと、雷の発生の恐れがある場所を1時間前に予測し、情報提供する方針を決めた。2010年度から開始する予定。

 雨量データとレーダーによる積乱雲の観測によって、1時間後までの降水域を予測する「降水ナウキャスト」の技術を活用。強い積乱雲とともに移動する雷の被害が出る危険性が高い地域を「災害発生率10%以上」「約5%」「約1%」「1%未満」の4段階に分類。地図上に1キロ四方の格子で色分けして表示、気象庁ホームページなどで公表する。

 情報は10分ごとに更新。災害発生率は、05-07年に発生した雷と、それによる被害を照らし合わせて算定した。

 予測の元になる雷の発生は、積乱雲の観測に加え、空港29カ所に設置されている雷の電磁波をとらえるアンテナを使って予測する。すでに発生している場所だけでなく、いつ発生してもおかしくない場所も検知可能という。

 気象庁によると、05-07年の全国の雷被害は195日、計392件で、8月が最多。気象庁は従来、落雷の恐れがある地域を対象に「雷注意報」を発表している。しかし、より重大な災害が起きる恐れがある「雷警報」は出していない。(共同)




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