ひかり号からこだま号に降格され不遇の“晩年”を過ごしていた初代0系新幹線が、引退前に一念発起、老骨にむち打って44年前の栄光の始発駅、東京へひた走る…。そんな破天荒な芝居が喝采を浴びている。
乗り物や有名店を擬人化したかぶりもの芝居で知られる福岡市の人気劇団「ギンギラ太陽☆」が、0系引退を記念して都内で公演中の「BORN TO RUN」。走るために生まれてきたという題名の通り、かつての「夢の超特急」が舞台を縦横無尽に駆け巡る。
現実の0系は、11月末で定期ダイヤを引退し、年内に新大阪-博多間と広島-博多間で「さよなら運転」を残すばかり。劇団主宰の大塚ムネトさん(43)は「東京まで走り続けたかった0系の思い、そして昭和の時代に僕らをわくわくさせてくれた大人たちに感謝の気持ちを届けたい」と話す。
東京都豊島区東池袋の「あうるすぽっと」で7日まで公演中。
(注)☆はアポストロフィー小文字のS(共同)
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