ホルンの音色でシカを呼び寄せる古都・奈良の冬の風物詩「鹿寄せ」が1日、奈良市の奈良公園で始まり、観光客がシカのかわいいしぐさを楽しんだ。

「鹿寄せ」が始まり、ホルンの音色に呼び寄せられてドングリを食べる奈良公園のシカ=1日午前
午前9時半に「奈良の鹿愛護会」の女性職員、鮫島晶子さん(27)と福本千春さん(26)がベートーベンの交響曲「田園」の一節を吹き始めると、近くの森などからシカ約100頭が走って集まり、用意した約5キロのドングリを競うように食べていた。
鹿寄せは明治時代に始まり、今年は初めて女性がホルンの吹き手を担当した。鮫島さんらは仕事の合間に練習。「音が出るか不安だったが、シカが集まってくれてよかった。歓声も聞こえ、うれしい」と話した。
14日まで。来年2月1日から3月15日にも行われる。(共同)
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