東京都は29日までに、隅田川に戦前、建設され国の重要文化財に指定されている清洲橋、永代橋、勝鬨橋について、耐用年数をさらに200年以上延ばす改良工事をすることを決めた。

東京・隅田川に架かる勝鬨橋(文化庁提供)
歴史的価値が高い橋を良好な状態で残すのが目的。駒形橋などほかの著名な橋も長寿命化を図る方針で、近く策定する道路橋の長期管理計画に盛り込み、2010年度ごろから工事に着手する見通し。都建設局は「200年の長寿命化は全国的にも例がない」としている。
これらの橋は、橋脚が鉄筋コンクリート製で主に関東大震災の復興事業で架けられ、完成から68-82年が経過。これまでも改修をしてきたが、基礎の補強や防腐対策などを行って耐震性や耐荷性を高め、長寿命化する。
都が管理する道路橋は1247あり、多くは高度経済成長期に建設された。定期点検で見つかった劣化部分を補修する従来の管理方法を続ければ近い将来、架け替えのピークが来るとみられる。(共同)
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