【ブリュッセル3日共同】北大西洋条約機構(NATO)はブリュッセルで2日、外相理事会を開き、グルジアとロシアの軍事衝突後、凍結していた定期協議「NATOロシア理事会」の一部再開を決めた。グルジア、ウクライナのNATOへの「早期加盟」は承認を見送った。
1月の米政権交代を視野に入れ、「新たな冷戦」ともいわれたロシアとの関係悪化を回避したいフランス、ドイツなど欧州主要国の主張を反映した形だ。
デホープスヘッフェルNATO事務総長は記者会見で「ロシアのグルジアに対する過剰攻撃、領土侵害を容認しない」とした上で「欧州の安全保障上、ロシアの果たす役割は大きい」と述べ、政治的な分野に限ってロシアとの対話再開を目指す方針を示した。
会合開催などの可否は事務総長の権限で決め、当面は大使級などの理事会を開く見通し。合同演習など軍事分野の交流は凍結を続ける。(共同)
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