【ワシントン2日共同】米国務省のウッド副報道官は2日の記者会見で、インド西部ムンバイの同時テロについて「証拠はない」と前置きしながらも「インドやその他の当局者から、実行犯はパキスタン領から来た可能性があると聞いている」と述べ、米当局者としてこれまで以上に踏み込んでパキスタンとのつながりに言及した。
インド側は、10人の実行犯全員がパキスタンから侵入したと発表、パキスタンへの非難を強めている。副報道官はパキスタンに対し、「100パーセントの捜査努力」を示してインド側の不満に応えるよう要求した。
ライス米国務長官は現地時間3日にニューデリーに到着、核兵器を保有する両国の緊張緩和に努める。ゲーツ米国防長官は2日の記者会見で、マレン統合参謀本部議長も「現地にいる」と述べ、ライス長官と合流する可能性を示唆した。
ホワイトハウスや国務省は1日時点では、テロの実行犯について踏み込んだ発言を控えていたが、副報道官は2日の会見で、南西アジアにおけるテロや過激思想の多くは「パキスタン領から(周辺地域に)広がっている」と述べた。(共同)
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