【ブリュッセル2日共同】北大西洋条約機構(NATO)は2日、ブリュッセルで外相理事会を開き、旧ソ連のグルジア、ウクライナのNATO加盟問題などを協議した。ロシアとグルジアの軍事衝突、ウクライナ与野党間の政争激化などを受け、欧州主要国では慎重論が強く、「早期加盟」の承認は見送られる公算が大きい。理事会は3日まで2日間の日程。
NATOは4月の首脳会議でグルジア、ウクライナの「将来の加盟」を確約する一方、正式の加盟候補国入りを意味する加盟行動計画(MAP)への参加については、12月の外相理事会に判断を先送り。ブッシュ米大統領が両国加盟を求めたのに対し、対ロシア関係悪化を懸念するフランスやドイツなどが「時期尚早」と反対していた。
ライス米国務長官は1日、訪問先のロンドンで「加盟基準に到達するための長い道のりがある。近道はない」と明言。米政権交代を来年1月に控え、ほかの加盟国はオバマ次期米大統領の方針決定を待つことでほぼ一致している。(共同)
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