【ムンバイ2日共同】200人近くが犠牲になったインドの「9・11(米中枢同時テロ)」と呼ばれるムンバイの同時テロから3日で1週間。全容解明はこれからだが、インドメディアが報じたこれまでの捜査によると、富裕層や外国人らを多数殺害した後、ホテルを爆破、逃走しようとした計画の一端が浮上。貧しさから志願したテロ実行犯は多額の成功報酬を約束されていた。
「ホテルを焼き落とせ。その混乱に乗じて脱出しろ」。テロ発生翌日の11月27日の朝、タージマハルホテルを占拠した実行犯とパキスタン・カラチにいるイスラム過激派ラシュカレトイバの幹部との通話内容は傍受され、捜査当局に筒抜けになっていた。
カラチから漁船やボートでムンバイに上陸した10人の実行犯は、犯行現場まで利用したタクシー2台に爆弾を仕掛け爆破。襲撃現場となった2つのホテル近くでも計3個の爆弾が見つかり、事件発生日の深夜に処理された。爆弾は朝には爆発するようセットされ、爆薬は「5000人を殺傷できる量」(警察筋)だった。(共同)
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