【バンコク2日共同】タイ政府報道官は2日、今月中旬にタイで開催予定だった東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議や日本も参加する東アジアサミットなど一連の会議について、政情の混乱を理由に来年3月に延期したことを明らかにした。
各国を招待する議長国の内政混乱が原因で、同首脳会議が延期されるのは異例。反政府市民団体による空港占拠などの事態を解決できず、会議の延期に追い込まれたタイの国際的信用は失墜した。
タイ政府は、反政府市民団体「民主市民連合」による首相府占拠などを受けて10月、会議の開催場所を首都バンコクから北部チェンマイへ変更。しかし11月下旬からバンコク国際空港なども占拠され、ASEAN加盟国から延期を求める声が上がっていた。
今回の会議では、最高規範のASEAN憲章の発効や、世界的な金融危機への対応などを協議する国際機関代表との会議も予定されていただけに延期の影響は大きい。(共同)
「くまにちコム」に掲載の記事、写真等の無断転載は禁じます。著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun