【ウィーン2日共同】今年9月のオーストリア国民議会(下院)選挙で第1党となった中道左派の社会民主党と、第2党の保守、国民党による新たな大連立政権が2日、正式発足した。首相には社会民主党のウェルナー・ファイマン党首(48)、副首相に国民党のヨゼフ・プロル党首(40)がそれぞれ就任した。
世界的な金融危機を受けた経済対策が当面の最大課題で、新政権は来年から2年間で計10億ユーロ(約1160億円)の景気対策を実施する計画。
また、前回の大連立政権が崩壊するきっかけの一つとなった欧州連合(EU)に関する国民投票実施の是非については、社会民主党が妥協し、実施提案は両党の承認事項とした。
9月の選挙で両党は議席を減らす一方で、極右政党が躍進。極右政党の政権入りの可能性もあったが、金融危機の影響もあり、2大政党がそれぞれ新党首の下で再び大連立を組んだ。(共同)
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