【ロンドン2日共同】ライス米国務長官は1日、2日からの北大西洋条約機構(NATO)外相理事会に先立ち訪問したロンドンで、ミリバンド英外相と共同記者会見し、グルジアとウクライナのNATO加盟問題について「両国の前には加盟基準に到達するための長い道のりがある。近道はない」と述べ、加盟候補国入りを当面先送りする考えを示した。
米政権は両国の加盟に積極的で、同理事会で正式な加盟候補国とする承認を取り付けたい考えだった。しかし両国の不安定な内政や、対ロシア関係を優先させる考えなどから、欧州では慎重論が根強い。ロシアもNATO拡大に強い反発を示しており、米国も加盟は時期尚早と判断したとみられる。
一方でライス長官は「両国を排除したい同盟国はない」と強調。将来の加盟の可能性をあらためて強調した。(共同)
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