【ワシントン1日共同】ライス米国務長官は11月30日、インド西部ムンバイで起きた同時テロにパキスタンが関与したとインドが非難していることを踏まえ、両国に「最高レベルの協力」を要請し、自制を促した。英国に向かう専用機内で同行記者団と会見し、米国務省が12月1日、その内容を公表した。
米国はインドと戦略的関係を強化する一方、パキスタンを「北大西洋条約機構(NATO)非加盟の主要同盟国」に指定、対テロ協力を進めている。核兵器を保有する両国の対立が深まれば、間に立つ米国も難しい立場に置かれるため、3日のインド訪問を前に緊張緩和を呼び掛けた。
ただパキスタンに拠点を置くイスラム過激派がテロに関与、実行犯は同国南部カラチから船などでムンバイに乗り込んだとされることから、長官は事実に即した捜査を進め、その内容を包み隠さずインド側に知らせるようパキスタンに要求した。(共同)
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