【ワシントン1日共同】オバマ次期米大統領は1日、シカゴでの記者会見で「米国の指導力の新たな夜明けが到来した」と宣言、外交の強化によって国際社会における米国の指導力回復を目指す決意を表明した。またインド同時テロを念頭に「米国民の最大の脅威は南アジア全体の情勢だ」と述べ、アルカイダなど国際テロ組織の掃討に最優先で取り組む姿勢を示した。

1日、米シカゴで新政権の人事を発表した(左から)オバマ次期大統領とクリントン上院議員、ジョーンズ前北大西洋条約機構軍最高司令官(AP=共同)
大統領選勝利後、オバマ氏が自らの外交、安全保障政策について本格的に説明するのは初めて。
ヒラリー・クリントン上院議員の国務長官起用など人事を発表した後、記者の質問を受けたオバマ氏は、南アジア一帯が「テロリストの隠れ家になっている」と指摘。「われわれはアルカイダや(指導者のウサマ)ビンラディン(容疑者)に資源と注意を集中させなければならない」と強調した。また外交課題として北朝鮮やイランの核問題、パレスチナ和平交渉、国際機関の強化を列挙し、これらの問題に重点を置くことを示唆した。(共同)
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