【バンコク2日共同】タイの首都バンコクの旧バンコク国際空港で2日未明、ソムチャイ首相の退陣を要求して占拠を続ける反政府市民団体「民主市民連合」支持者に向けて手りゅう弾が発射され爆発、病院当局者によると、1人が死亡、22人が負傷した。占拠に反発する政府支持派の犯行とみられる。

2日、旧バンコク国際空港で負傷して搬送される反政府派の参加者(AP=共同)
11月下旬に市民連合がバンコクの新旧国際空港の占拠を開始して以来、空港などを占拠中の同連合支持者へ向けた攻撃で死者が出たのは初めて。長引く占拠に政府支持派の反発が強まっていることを示している。
手りゅう弾は、旧空港近くの高速道路から発射装置を使って撃ち込まれたとみられ、市民連合支持者が寝泊まりしていたターミナルビルを直撃、現場は騒然となった。当時、ビルやその周辺には数千人の支持者が集結していた。
一方、憲法裁判所は2日、選挙違反に伴う国民の力党など連立与党3党の解党の是非を判断する訴訟を結審させ、判決期日を決定する予定。早期に解党処分を決定するとの見方が支配的で、政府支持派の市民数百人が同日朝、審理阻止などを狙って同裁判所周辺に集結したため、審理の場所を市内の別の裁判所に移すことを決めた。(共同)
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