【バンコク1日共同】タイのソムチャイ首相の辞任を求めバンコク国際空港や首相府などを占拠する「民主市民連合」の幹部は1日、首相府で活動を続ける支持者に「安全上の理由」から国際空港などへ避難するよう呼び掛け、支持者の多くがテントなど荷物をまとめ首相府から移動した。今後は空港を拠点に活動を続ける。

1日、バンコクの首相府から荷物を持って移動する反政府派の市民(AP=共同)
市民連合の指導者チャムロン元バンコク知事は、空港占拠以降、市民連合を狙った爆発事件が相次いでいることを受けた措置とし「退去ではない」と主張。演説用の特設舞台などはそのまま残し、自警団も首相府での警戒活動を続けるとするが、8月下旬から占拠を続け、活動拠点にしてきた首相府から事実上撤収することになった。
タイ・メディアによると、北部チェンマイに滞在中のソムチャイ首相は1日、プミポン国王に解決策について助言を求める用意があるとの意向を示した。国民の敬愛を受ける国王が事態打開に乗り出すことになれば、情勢が大きく動きだす可能性もある。首相は同日中にテレビ演説することも明らかにした。(共同)
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