【ソウル1日共同】韓国の李明博政権に反発する北朝鮮の一方的通告に基づき、軍事境界線を通じた南北間の陸路往来が1日から大幅に制限された。経済協力事業の象徴である開城工業団地に常駐する韓国側人員も半分の水準に減らされ、進出している韓国企業の生産活動への打撃は必至だ。

北朝鮮の開城工業団地に向かう韓国の車両=11月28日、韓国北部・都羅山(共同)
韓国統一省報道官は同日「南北間の合意に反し、決して正当化できない」と遺憾の意を表明。北朝鮮に一連の措置を即時撤回するよう要求した。
報道官によると、北朝鮮は11月30日夜、開城工業団地の常駐人員を880人に制限すると最終的に通告してきた。これまでは在留・居住登録証を持つ韓国人約4000人のうち約1500-1700人が滞在していた。
北朝鮮は今回を「1次的」措置としており、韓国側の対応次第ではさらに圧力を強める構え。しかし李政権は非核化の進展に応じて経済支援を進めるとする基本姿勢を堅持しており、南北の緊張が高まりそうだ。
開城工業団地に通じる直通道路では、訪朝と帰還合わせて従来の1日当たり19回から6回に、金剛山地区に通じる道路では1日当たり4回を週2回に往来を制限。1回当たりの人数と車の台数も大幅に減らされた。(共同)
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