【ウィーン1日共同】昨年、欧州連合(EU)に加盟したルーマニアの上下両院選挙は30日、即日開票され、複数の地元メディアの出口調査結果によると、第1党で野党の中道左派、社会民主党が全体の得票率約36%で勝利する見通しとなった。AP通信によると、同党党首のジョアナ元外相は「有権者のメッセージは根本的な変革が必要ということだ」などと勝利宣言した。
バセスク大統領に近い野党の中道右派、民主自由党が約31%、ポペスクタリチェアヌ首相の与党で中道右派の国民自由党が約20%で続いている。
今後、各党の連立交渉が本格化する。国民に人気の高い大統領の意向が連立の行方を左右しそうだ。
旧共産党系の社会民主党は公務員給与引き上げや低所得者減税、公共福祉拡充などを訴えており、EU加盟に伴う改革への不満や、世界的な金融危機に対する不安を背景に支持を集めた。(共同)
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