2007年、都道府県別の人口10万人当たりの病院勤務医師数が、最も多かった高知県と最少の埼玉県では2倍以上の差があったことが2日、厚生労働省が公表した「医療施設(動態)調査・病院報告概況」で分かった。地域格差があらためて浮き彫りになった。
調査は07年10月1日時点の病院勤務の医師数から算定。
医師数が多かったのはトップが高知(212・1人)で、次いで福岡(184・9人)、京都と徳島(184・1人)、東京(183・8人)、石川(179・0人)の各都府県。
最も少なかったのは埼玉(99・5人)で、続いて千葉(111・1人)、岐阜(111・5人)、茨城(112・1人)、静岡(112・9人)となっている。
全国平均は143・9人で、23県が平均を下回った。四国と九州・沖縄地方では全県、中国地方ではほとんどの県が平均を上回ったのに対し、東北地方は6県すべてが下回った。
厚労省医政局総務課は「埼玉は医師も患者も隣の東京に流れる傾向にある。今回、診療所の医師数は入っておらず、高知の医療環境が、単純に埼玉の2倍以上優れているということではない」としている。(共同)
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