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健康・医療

医師会が病院経営から撤退 釧路市、医師不足で譲渡へ 2008年11月28日

 北海道の釧路市医師会(西池彰会長)は28日の臨時総会で、「医師確保が困難で、将来的にも確保が見込めない」などとして、医師会病院の経営から撤退する方針を決めた。同病院は救急医療の中核的役割を担ってきた地域医療支援病院。医師会は今後、検討委員会を設置し、現在の機能をできるだけ残せる形で譲渡したい考えだが、現時点で譲渡先は白紙といい、経営撤退が病院廃止につながりかねないとの懸念も出ている。

 来年3月末までは現状通り経営を続ける。

 医師会の説明では、病院には循環器内科と消化器内科、外科があり、これまで各科5人ずつで計15人医師がいたが、現在10人に減っている。

 道内の大学病院から派遣されていた循環器内科の医師4人のうち2人が4月に抜け、来年4月にもさらに1人減ることが決まっており、同科の診療が維持できなくなる。

 また医師の減少などで約120の病床も約6割しか埋まらず、本年度は約5億円の赤字が見込まれるという。

 記者会見した西池会長は「累積赤字も増大し、運営継続は不可能だと判断した」と説明。「断腸の思いで(経営を)手放すことに総会の賛同が得られた」とも述べた。(共同)



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