今季限りで現役引退した元プロ野球オリックス選手の清原和博さん(41)が25日、神戸大病院(神戸市中央区)の子どもセンターを訪れ、入院中の子どもら約30人を激励した。

清原和博さんからサイン入りボールをもらい、握手を交わす榎本日向君=25日午後、神戸市中央区の神戸大病院
昨年夏、同病院で左ひざの手術を受けた清原さんが「恩返しをしたい」と申し出て訪問が実現。しかし、来訪を待ちわびながら願いがかなわず、2日前に亡くなった男児(11)もいた。
引退試合で着たユニホーム姿の清原さんに声を掛けられた子どもたちは、満面の笑みを浮かべサイン入りボールを大事そうに握り締めた。
治療で髪を短くしている榎本日向君(6)は清原さんから「僕と(髪形が)一緒やね」と頭をなでられた。清原さんは「僕のユニホームを触ったり着たりして元気になってくれれば」とユニホームと帽子を病院に寄贈した。
病院によると、清原さんの大ファンだった小学6年の男児は白血病の治療で入院中だった。来訪が決まった3週間ほど前から集中治療室(ICU)で「いつ来るの? 来たらサインをしてもらう」と心待ちにしていたが23日に死亡した。
兵庫県内の男児の自宅には、病院関係者がサイン入り色紙とボールを届けるという。(共同)
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