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健康・医療

高塩食で血圧上昇 岡山大が仕組み解明 2008年11月25日

 食事などで塩分を取りすぎた際に、「コレクトリン」というタンパク質が腎臓で働いてナトリウムを体内に取り込み、血圧を上昇させているのを岡山大の和田淳講師(代謝内科学)らの研究チームが25日までに突き止め、米医学誌に発表した。

 食塩に含まれるナトリウムが血圧を上げるのはよく知られているが、体内調節の詳しい仕組みは分かっていなかった。和田さんは「コレクトリンの働きを調節する物質が見つかれば、新たな高血圧治療法につながりそうだ」と話している。

 チームはラット実験で、高塩食による代謝の変化を観察。塩分が乏しい時にナトリウムを体内に取り込む仕組みとは別に、塩分が多いと腎臓の細胞膜の表面にあるコレクトリンが活性化し、血圧を上げる仕組みがあるのを発見した。

 高血圧は脳卒中や心筋梗塞など生活習慣病の一因だが、発症には個人差がある。和田さんは「人によってコレクトリンの働きが違うのが理由ではないか」とみている。

 熊本大や米デューク大との共同研究。(共同)



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