舞台「放浪記」の主演2千回を達成した女優、森光子(本名・村上美津)さん(89)への国民栄誉賞授与式が1日午後、首相官邸で開かれ、麻生太郎首相が表彰状、盾、記念の腕時計を手渡した。国民栄誉賞受賞は17人目で、女優は初めて。

国民栄誉賞を受賞し、麻生首相から記念の盾を受け取る女優の森光子さん=1日午後、首相官邸
首相は「芸能界で常に第一線で活躍し、放浪記では約半世紀にわたり主演するなど国民に夢と希望と潤いを与えた」と功績をたたえた。
森さんはお返しとして放浪記のDVDを首相にプレゼント。式終了後、記者団に「私でいいのかしらと思った。再来年は(1961年の)初演から50年に当たる。それまでやりたいという決心が固まりかけている」と舞台への意欲を新たにしていた。
国民栄誉賞は77年の創設来、ホームラン新記録を達成した王貞治選手(当時)や歌手の故美空ひばりさんらが受賞。麻生内閣では今年1月に、作曲家の故遠藤実さんに贈られている。(共同)
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